忘れていく日々

作曲家、Reg;のブログ

リーダー

初めに書いておくが、俺は決してできた人間でもなければ、強いカリスマ性を誇った人間でもない。

現在、生業の仕事ではとある人間が部長になろうとしている。
予想するのだが、彼が上に立ったらうちの部はどんどんと人が辞めていくだろう。

彼はバンドを組んでいるが、とある時バンドの音源を聞かせてくれた。
バンドの音源は興味がないが、彼が言った言葉が気になる。

ドラムがここがズレてると言ったらしく、彼が愚痴をこぼしていた。
俺はずれてないと思うから直す必要はないと。

俺のバンドでドラム自身がここが気になると言ってきた場合、俺はドラムを信用し、気の済むまで叩き直してもらう。
もし時間がない場合は、ドラムと相談しつつ、レコーディングエンジニアと相談し、プロツールズで直す。

いわば、彼は自分の意見が絶対的な正解であり、ドラム当事者の意見など聞かないのである。

バンプの藤原やDragon Ashのkjのは、カリスマ性があり、メンバーに音源を渡す際もほぼ完璧に打ち込んでくる。

それに沿ってメンバーが意見を出し合うのである。

だが彼は自分どうか。
カリスマ性がないにも関わらず、自分を正当化し、それを他者に押し付け、そして評価する。

他者への共感の圧倒的な欠落だ。

俺のバンドもいつ解散するかわからないが、彼のバンドはしょっちゅうメンバーが脱退する。

そりゃそうだ。メンバーのやりがい、共感、他者の自己の肯定性をリーダーが放棄しているからだ。

現に俺もこのチームで彼が独裁政権を発揮しだしたらすぐに会社を辞めようと思っている。

正解不正解は各個人ごとに異なる。
決して自分の正解を押し付けるべきではない。

人の数だけ意見があり、考え方がある。
決してそれを押し付けてはならない。

反面教師として彼のいく末を可能な限り眺めていくが、崩壊はそのうちだろう。

自分にも言える事だが、メンバーや仲間の意見を受け入れつつも、より良い方向性に進めていける人材がリーダーにふさわしい。

俺は強くそう思う。

俺が一番バンドで気を使っているのは演奏力ではなく、接し方、話し方だ。

なるべくメンバーが嫌な気持ちにならずに、なおかつ意見を言いやすくするように、演奏よりもはるかに気を使っている。

いい仲間がいれば、結果はあとから付いてくる。
そんなもんなのだ。
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